『リバース』五十嵐貴久～リカの子供時代、ドラマ「リカ～リバース～」の原作小説～
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、五十嵐貴久さんの『リバース』です。
こんな人に読んで欲しい
リカの生い立ちが気になった人
Amazonの商品説明より
医師の父、美しい母、高貴なまでの美貌を振りまく双子・梨花と結花。
非の打ち所のない雨宮家で家政婦として働く幸子は、
彼らを取り巻く人間に降りかかる呪われた運命に疑念を抱く。
そして、ある「真相」にたどり着いた幸子は、
留守番電話に悲痛なメッセージを残すが……。
最恐のストーカー・リカ誕生までの、
血塗られたグロテスクな物語。
あらすじと読んだ感想
リカの幼少期～中学生の話。
リカシリーズの時系列でいうと一番昔の話。
なぜモンスターリカは誕生したのかがわかる1冊です。
物語は雨宮家で働く家政婦の幸子の視点で描かれています。
感情移入しやすいっていう一人称視点の良さもありますが、
少し読みにくかったです。怖さは増しますが。
前の2作ほどスピード感はないけれど、
じわじわ迫ってくる何かが怖かったです。
子供だからって侮れない。
もう、あれやん、わかるやん。って言う、
ホラー映画のあるあるみたいな感じがいつまでもはっきりしなくて、
モヤモヤしたまま読み続けました。
途中で、きっとこれはアレだな。って気付きましたが、
どう魅せてくれるのかが気になって一気に読みました。
ラストはそうかー。って感じで、やな感じで終わります。
読後感はよくないです。
梨花と結花とリカ。
自分を失くしてしまうほどの狂気が怖いです。
最後に
五十嵐貴久さんの『リバース』は、一言でいうと、
モンスターリカ誕生の話、リバースの話です。
幸子の視点で描かれているので、感情移入はしやすく、
それが恐怖に追い打ちをかけてくる！
不気味さも気持ち悪さもありますが、
話は怖くておもしろいので平気な人は
シリーズ通して読んで欲しいです。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
