『殺戮にいたる病』我孫子武丸~ラストシーンは衝撃、ネタバレ厳禁傑作ホラー~
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、我孫子武丸さんの『殺戮にいたる病』です。
こんな時に読んで欲しい
ラストに衝撃を受ける話を読みたい
Amazon商品の説明より
永遠の愛をつかみたいと男は願った――
東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。
犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。
冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、
とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
(講談社文庫)
あらすじと読んだ感想
物語は連続猟奇殺人犯が捕まるところから始まる。
そこから、過去を遡り、犯人が捕まるまでの行動と心理、
彼を疑う者たちが犯人にどう迫って行ったのかを追うお話。
1992年に発行された作品。
平成から令和に変わった今でも
ミステリ好きなら、叙述好きなら読むべき!
と、あちこちで見かけるこちらの作品。
叙述と知っていても、完全に騙された。
最後「うそやん」って声出た。びっくりしすぎて。
騙されない人いたらそれはそれでびっくりする。
ホラーって言うか、エグいから正直読むのしんどかったです。
殺人シーンはマジで読み飛ばしたいくらいでした。
グロすぎるので、苦手な人にはおすすめしません。
でもそれを上回っておもしろくて、どんどん読んだ。
寝る前に読んだら、変な夢見て金縛りにあったけど・・・。
関係ないと思うけど、金縛りはとても久しぶりだった。
それでもやめられなくて、最後まで読んだら
ラストが衝撃過ぎて、それ以外のことは吹っ飛ぶ感じ。
ほんとに気持ち悪いけど、読むんじゃなかったって
思わせないのがすごいと思った。でもだいぶヤバいやつがいます。
最後の最後までミスリードに気づかなくて、
何を読まされてたんや私?って感じでした。
ただの読者なので、最後まで読んでトリックがわかって終わり!
グロすぎる!びっくりした!で終わるんだけど、ちょっと物語に入って考えると、
残された家族のその後が、最悪過ぎる結末で胸が痛い。
伏線はいっぱいある。気づかないだけで。
今なら、そういえばちょっと違和感あったなって思うけど……
1つずつ回収はされない。最後に一気に解決します。
最後に
我孫子武丸さんの『殺戮にいたる病』は、一言でいうとネタバレ厳禁傑作ホラーです。
かなりグロテスクな表現が多いので、おすすめしにくいのも本音です。
でも、発売から30年たっても、読んだ人は必ず最後に驚くトリック、
叙述ミステリ好きにはぜひ読んでいただきたいです。
Kindle Unlimitedは登録から30日間の無料期間もついているので、
試してみる価値ありです。
読書好きな人、これから読書を始めた人はぜひ参考にしてね。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。