五十嵐貴久

【小説】五十嵐貴久『リメンバー』~リカの20年後、あの人物に感染した狂気~あらすじと感想

2022年10月26日

『リメンバー』五十嵐貴久~リカの20年後、あの人物に感染した狂気~

こんにちは、MAMOKOです。

本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。

今回ご紹介するのは、五十嵐貴久さんの『リメンバー』です。

MAMOKO
MAMOKO
一言でいうと、リカシリーズ「リターン」の後日譚

こんな時に読んで欲しい

心理学にも触れたホラーサスペンスが読みたい時

Amazonの商品説明より

バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、

都内で現行犯逮捕された。

フリーの記者で、二十年前の「雨宮リカ事件」を調べていたという。

模倣犯か、それともリカの心理が感染した!?

精神鑑定を担当した立原教授の周りでは異常かつ凄惨な殺人が続発する。

現場付近で目撃された長い黒髪の女は何者なのか?

リカの闇が渦巻く、戦慄の第五弾!

あらすじと読んだ感想

リカの事件から20年後、「リターン」で描かれる物語の後日譚です。

まるでリカが感染したかのような事件追う刑事と、

事件解決に協力する立原教授と4人の研究生(日比野、岸辺、結花子、亜矢)たち。

彼らの周りで次々起こる事件の犯人はいったい……な話です。

 

プロローグからリカの気配。いないはずのリカの気配。

リカは出てこないけど、そこにいそうな感じが怖いです。

そして今回も次々死にます。

 

最後まで読んでいくと、あれは伏線だったのかってゾクッとします。

犯人に気づいたときは、叫んでしまいました。

忘れていた私が悪いんですが、完全に騙された。

それも含めてシリーズものの良さな気がするので、

1回は刊行順に読むべきだと思います!!

いろいろ明かされるシーンでの犯人の無邪気な

感じが一番怖かったです。

 

リカは誰の心の中にもいる。

ネガティブな感情が異常な形で膨れ上がるとリカになる。

リカは、あなたの中にも、私の中にもいるかも知れないって

思いながら読むと、怖さが増しますね。

最後に

五十嵐貴久さんの『リメンバー』は、

一言でいうとリカシリーズ「リターン」の後日譚です。

最後まで読んで、リメンバーの意味でもある、

リカのことを思い出してください。

出会ったときのことを覚えているのは

誰なのかもわかるはずです。

五十嵐貴久さんの別の作品も紹介してます。

五十嵐貴久さんの作品【小説】五十嵐貴久『リカ』~リカシリーズの読む順番はこの1冊から~あらすじと感想

続きを見る

五十嵐貴久さんの作品【小説】五十嵐貴久『リターン』~リカの続編、映画版リカの原作小説~あらすじと感想

続きを見る

読書好きな人、これから読書を始めた人はぜひ参考にしてね。

参考Amazonの読み放題サービスのメリット・デメリット、Kindle Unlimitedとは?料金・解約について

続きを見る

参考Amazonのオーディオブック聴き放題サービス、Audibleとは?メリット・デメリット、料金・解約について

続きを見る

 

本日は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-五十嵐貴久