東野圭吾

【小説】東野圭吾『危険なビーナス』~独身獣医、伯朗にふりかかる、恋と謎!~あらすじと感想

2022年9月24日

『危険なビーナス』東野圭吾~独身獣医、伯朗にふりかかる、恋と謎!~

こんにちは、MAMOKOです。

本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。

今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『危険なビーナス』です。

MAMOKO
MAMOKO
一言でいうと、大資産家の遺産相続の話

こんな人に読んで欲しい

理系ミステリーが好きな人

Amazon商品の説明より

独身獣医の伯朗のもとに、かかってきた一本の電話―

「初めまして、お義兄様っ」。

弟の明人と最近、結婚したというその女性、楓は、明人が失踪したといい、

伯朗に手助けを頼む。原因は明人が相続するはずの莫大な遺産なのか。

調査を手伝う伯朗は、次第に楓に惹かれていくが。

恋も謎もスリリングな絶品ミステリー。

あらすじと読んだ感想

突然現れた「弟の妻」を名乗る女性・楓。

楓とともに失踪した弟・明人を探す独身獣医の伯朗。

失踪の原因は、30億もの遺産がある矢神家の相続問題か?

弟を探す伯朗は、弟の妻に魅了され、遺産相続問題にも

巻き込まれていく……というお話です。

 

2020年に妻夫木聡さんと吉高由里子さんの共演で

放送してたドラマの原作です。

途中まで、東野圭吾さんやっぱりおもしろいなぁって読んでて、

中盤そっちの話かってやや冷めてしまい、

最後はなるほどって思った話でした。

私が選んだ本がたまたまだったのかも知れませんが、

脳にまつわる話が多いなーって思ってた頃です。

医療のこと、数学のこと、芸術のこと、

知らないことが多くていろいろ調べながら読むのも

おもしろかったです。

 

あと、他の作品ではあまり感じないのですが、

かなり男性目線で書かれている作品でした。

全員がそうとは限りませんが、男性の読者は、

「弟の美人な妻」って言う肩書も合わせて、

楓の魅力に惹かれるんだろうなぁって感じました。

わたしはどちらかと言えば、

「最初に言ったはずです。彼女には気をつけたほうがいいですよ、と」って

言った助手の蔭山元実のほうが好きでした。

ドラマでの中村アンさんもとてもよかったです。

最後に

東野圭吾さんの『危険なビーナス』は、

一言でいうと大資産家の遺産相続の話です。

よくある話っぽいですが、それだけでなく医療や、数学、芸術が上手く絡み、

まさしく恋も謎もスリリングな絶品ミステリーです。

想像できないラストまで一気に読んで欲しいです。

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本日は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-東野圭吾