こんにちは、MAMOKOです。
2023年の本屋大賞の投票が始まりました!
発表は2023年4月上旬。
毎年春は、桜と本屋大賞が楽しみでなりません。
2022年の本屋大賞ノミネート作品は読みましたか?
まだ読んでない!って人には、ぜひ読んで欲しいのですが、
文庫化もまだなので、全部買うと約20,000円!
できるだけ節約して読みたいって人にもお得に読む方法があるので
そちらも紹介しますね。
では、2023年発表の前に、2022年の本屋大賞にノミネートした作品を
振り返ってみましょう。
この記事を書いたMAMOKOは
・年間100冊以上読書する人
・Kindle Unlimited、Audibleどちらも利用中
・本屋大賞楽しみな人
この記事でわかること
- 本屋大賞について
- 2022年の本屋大賞ノミネート作品
- 本屋大賞作品を読む節約術
本屋大賞とは
「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本」を決める本屋大賞。
書店で働く書店員の投票だけで、ノミネート作品、受賞作が決まります。
アルバイトさんやパートさんにも投票権があるので、本屋大賞に投票したい!
っていう理由で働きはじめる人も少なくないと思います。
私もその一人です。読んで欲しい!が表彰されるって素敵じゃないですか?
2023年の本屋大賞のスケジュールはこちら
- 2022年 12月 一次投票スタート
- 2023年 1月4日 一次投票締め切り
- 2023年 1月20日 ノミネート作品、二次投票スタート
- 2023年 2月28日 二次投票締め切り
- 2023年 4月上旬 本屋大賞発表
2022年本屋大賞・ノミネート作品
2022年本屋大賞 小説部門のノミネート作品一覧です。
大賞受賞は『同志少女よ、敵を撃て』/逢坂冬馬でした。
2022年本屋大賞小説部門
大賞『同志少女よ、敵を撃て』/逢坂冬馬
2位 『赤と青とエスキース』/青山美智子
3位 『スモールワールズ』/一穂ミチ
4位 『正欲』/朝井リョウ
5位 『六人の嘘つきな大学生』/浅倉秋成
6位 『夜が明ける』/西加奈子
7位 『残月記』/小田雅久仁
8位 『硝子の塔の殺人』/知念実希人
9位 『黒牢城』/米澤穂信
10位『星を掬う』/町田そのこ
ノミネート作品のあらすじは
2022年本屋大賞のノミネート作品はどんな内容なのでしょうか?
書店員さんが"読んで欲しい"を言う想いを込めただけあって、
ジャンルやテーマも様々でどれも読みごたえありでした。
「おもしろい」や「感動する」だけでなく、現代社会における問題等が
テーマになっていて、読んでいて辛くなることも正直ありましたが
いろいろと考えさせられました。
それぞれの作品のあらすじを見ていきましょう。
【小説部門】
大賞 『同志少女よ、敵を撃て』/逢坂冬馬
<ジャンル・テーマ> ミステリ・戦争
独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、
突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか
村人たちが惨殺されたのだ。
自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。
「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、
イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。
母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。
同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに
訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となる
スターリングラードの前線へと向かう。
おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?
2位 『赤と青とエスキース』/青山美智子
<ジャンル・テーマ> 恋愛・短編集
メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画(エスキース)」。
日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく――。
二度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。
●一章 金魚とカワセミ
メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。
彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。
●二章 東京タワーとアーツ・センター
30歳の額職人・空知は、淡々と仕事をこなす毎日に迷いを感じていた。
そんなとき、「エスキース」というタイトルの絵画に出会い……。
●三章 トマトジュースとバタフライピー
漫画家タカシマの、かつてのアシスタント・砂川が、「ウルトラ・マンガ大賞」を受賞した。
雑誌の対談企画のため、二人は久しぶりに顔を合わせるが……。
●四章 赤鬼と青鬼
パニック障害が発症し休暇をとることになった51歳の茜。
そんなとき、元恋人の蒼から連絡がきて……。
3位 『スモールワールズ』/一穂ミチ
<ジャンル・テーマ> 家族・短編集
最終話に仕掛けられた一話目への伏線。気付いた瞬間、心を揺さぶる、鳥肌モノの衝撃が襲う!!
読売新聞、日経新聞、本の雑誌……各紙書評で絶賛の声続々!
「驚きの完成度!」――瀧井朝世さん(『スモールワールズ』公式HP書評より)
「BL界の鬼才恐るべし」――北上次郎さん(日本経済新聞 5月6日書評より)
夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。
「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。
初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。
向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。
誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。
4位 『正欲』/朝井リョウ
<ジャンル・テーマ> 社会派・多様性
あってはならない感情なんて、この世にない。
それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。
息子が不登校になった検事・啓喜。
初めての恋に気づいた女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。
ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。
しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、
ひどく不都合なものだった――。
「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、
そりゃ気持ちいいよな」これは共感を呼ぶ傑作か?目を背けたくなる問題作か?
作家生活10周年記念作品・黒版。
あなたの想像力の外側を行く、気迫の書下ろし長篇。
5位 『六人の嘘つきな大学生』/浅倉秋成
<ジャンル・テーマ> ミステリ・就職活動
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。
最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、
ディスカッションをするというものだった。
全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、
本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。
仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。
内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。
個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。
彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
『教室が、ひとりになるまで』でミステリ界の話題をさらった
浅倉秋成が仕掛ける、究極の心理戦。
6位 『夜が明ける』/西加奈子
<ジャンル・テーマ> 社会問題・貧困、虐待
直木賞作家が5年間苦しみ抜いて到達した祈り。再生と救済の長篇小説。
思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。
まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。
どれだけ傷ついても、夜が深くても、必ず明日はやってくる。
7位 『残月記』/小田雅久仁
<ジャンル・テーマ> SF・ファンタジー
近未来の日本、悪名高き独裁政治下。
世を震撼させている感染症「月昂」に冒された男の宿命と、
その傍らでひっそりと生きる女との一途な愛を描ききった表題作ほか、二作収録。
「月」をモチーフに、著者の底知れぬ想像力が構築した異世界。足を踏み入れたら最後、
イメージの渦に吞み込まれ、もう現実には戻れない――。
最も新刊が待たれた作家、飛躍の一作!
8位 『硝子の塔の殺人』/知念実希人
<ジャンル・テーマ> ミステリ・クローズドサークル
作家デビュー10年 実業之日本社創業125年 記念作品
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
著者初の本格ミステリ長編、大本命!
9位 『黒牢城』/米澤穂信
<ジャンル・テーマ> ミステリ・歴史
本能寺の変より四年前、天正六年の冬。
織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。
動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に
謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。
戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。
『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。
10位 『星を掬う』/町田そのこ
<ジャンル・テーマ> 社会問題・母子
町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。
小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。その後、私は、母に捨てられた――。
ラジオ番組の賞金ほしさに、ある夏の思い出を投稿した千鶴。
それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る恵真だった。
この後、母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、
記憶と全く違う母の姿を見ることになって――。
本屋大賞作品を節約して読むには
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2022年本屋大賞受賞作品 (第19回) | Audible 聴き放題対象 | |
大賞 | 『同志少女よ、敵を撃て』/逢坂冬馬 | ○ |
2位 | 『赤と青とエスキース』/青山美智子 | ○ |
3位 | 『スモールワールズ』/一穂ミチ | ○ |
4位 | 『正欲』/朝井リョウ | ○ |
5位 | 『六人の嘘つきな大学生』/浅倉秋成 | ○ |
6位 | 『夜が明ける』/西加奈子 | × |
7位 | 『残月記』/小田雅久仁 | ○ |
8位 | 『硝子の塔の殺人』/知念実希人 | ○ |
9位 | 『黒牢城』/米澤穂信 | ○ |
10位 | 『星を掬う』/町田そのこ | × |
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あわせて読みたいAmazonのオーディオブック聴き放題サービス、Audibleとは?メリット・デメリット、料金・解約について
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最後に
2022年の本屋大賞作品10作品と、節約して読む方法をご紹介いたしました。
本を手にするきっかけや、Audibleを始めるきっかけになればうれしいです。
2023年は第20回目です。発表まで過去19回の受賞作を振り返るのも楽しいですよ!
恩田陸さん好きなので、第2回大賞「夜のピクニック」と第14回大賞「蜜蜂と遠雷」も
ぜひ読んで欲しいです。
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読書好きな人、これから読書を始めた人はぜひ参考にしてね。
参考Amazonの読み放題サービスのメリット・デメリット、Kindle Unlimitedとは?料金・解約について
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。