東野圭吾

【小説】東野圭吾『聖女の救済』~ガリレオシリーズ第五作、長編二作目ドラマ化の原作~あらすじと感想

2022年11月14日

『聖女の救済』東野圭吾~ガリレオシリーズ第五作、長編二作目ドラマ化の原作~

こんにちは、MAMOKOです。

本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。

今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『聖女の救済』です。

MAMOKO
MAMOKO
一言でいうと、天才物理学者VS完全犯罪

こんな時に読んで欲しい

想像つかないトリックの完全犯罪が読みたい時

Amzon商品の説明より

資産家の男が自宅で毒殺された。

毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた

妻には鉄壁のアリバイがあった。

難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを

察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。

驚愕のトリックで世界を揺るがせた、

東野ミステリー屈指の傑作。

あらすじと読んだ感想

「子どもができなければ離婚する」

その約束が実行された翌日、夫は毒殺される。

妻に惹かれる草薙刑事、妻の犯行を疑わない内海薫、

それに関わる湯川先生の話。

 

文庫本のパッチワークの装丁がとてもきれいで大好きです。

先にドラマを観ていたので、納得の装丁でした。

 

ドラマ観るより、原作を先に読めばよかったなって思った1冊。

でも何回も読んでる好きな作品。トリックの凄さにただただ感動。

よくこんなことが思いつくなんて!!って素直に感動しました。

トリックも犯人も知ってても最後までドキドキするし、

知ってから読むと、真犯人の心情がわかって辛いけど……

 

宏美に対する綾音の態度とか、それを指摘する内海薫の発言とか、

同性だから理解できるけど、そういうのを全部表現してしまう

東野圭吾さんにはもう尊敬しかないです。

 

被害者である夫がクズすぎて、同情の余地が全くない。

タイトルの持つ意味がわかる瞬間は知っててもどきどきする。

一年という時間をかけての執念は、報われて欲しかったな。

 

内海薫が福山雅治を聴くっていうエピソードは、

なんかニヤニヤしちゃって微笑ましかったです。

最後に

東野圭吾さんの『聖女の救済』は、一言でいうと、

天才物理学者VS完全犯罪です。

初めてこのトリック知った時は衝撃でした。

トリックだけじゃなく、犯人の執念とか、

草薙刑事の恋模様とか、内海薫の鋭い指摘とか、

勝てないと言った湯川先生とか、

心理描写も興味深いのでぜひ読んで欲しいです。

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本日は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-東野圭吾