『ラプラスの魔女』東野圭吾~彼女は計算して奇跡を起こす~
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『ラプラスの魔女』です。
こんな人に読んで欲しい
物理・科学・研究系の小説が好きな人
Amazon商品の説明より
ある地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が発生した。
地球化学の研究者、青江が警察の依頼で事故現場に赴くと若い女の姿があった。
彼女はひとりの青年の行方を追っているようだった。
2か月後、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。
ふたりの被害者に共通点はあるのか。
調査のため青江が現地を訪れると、またも例の彼女がそこにいた。
困惑する青江の前で、彼女は次々と不思議な“力”を発揮し始める。
あらすじと読んだ感想
東野圭吾さんの作家デビュー30周年記念作品です。
大学教授が事故現場で出会った「ラプラスの魔女」と
名乗る不思議な力をもつ少女と、
様々な現象の謎と隠された真実に迫るお話です。
この先どうなるのかが気になってさくさく読めました。
無知なので医学・数学・脳科学的な話が詰まってて、
ちょっと難しかったですが、ラプラスの悪魔の力は、
とても興味深かったです。
あり得ないことの連続でも、読んでてもしかしたら……って
思わせてくれて話に引き込まれました。
前半の勢いを考えると、後半ちょっと残念な気もしましたが、
最後までおもしろかったです。
ストーリーはとてもわくわくしたんですが、
登場人物があまり魅力的ではなっかた気がします。
不思議な力を使える少女ではありましたが、
わたしは円華があまり好きにはなれませんでした。
甘粕才生の撮った映画はちょっと観たいと思いました。
原作がすごく好きで楽しみにしてた映画も観ましたが、
小説だけで十分だったなってわたしは思いました。
最後に
東野圭吾さんの『ラプラスの魔女』は、
一言でいうと医学・数学・脳科学が詰まった理系ミステリです。
物理・科学・研究系の小説が好きな人にはおすすめです。
ガリレオシリーズほどの再現性はないみたいです。
「魔力の胎動」は「ラプラスの魔女」の前日譚なので、
こちらも合わせて読んでみてください。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。