『神様の裏の顔』藤崎翔～先生は神様なのか？犯罪者なのか？～
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、藤崎翔さんの『神様の裏の顔』です。
こんな時に読んで欲しい
楽しいミステリーを読みたい時
Amazon商品の説明より
神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。
その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した。……のだが、
参列者たちが「神様」を偲ぶ中、とんでもない疑惑が。
実は坪井は、凶悪な犯罪者だったのではないか……。
坪井の美しい娘、後輩教師、教え子のアラフォー男性と今時ギャル、
ご近所の主婦とお笑い芸人。
二転三転する彼らの推理!?どんでん返しの結末に話題騒然!!
第34回横溝正史ミステリ大賞“大賞”受賞の衝撃ミステリ!
あらすじと読んだ感想
誰もが神様だと思っていた元教師のお通夜で
参列者により裏の顔が明らかになっていく話。
登場人物が多いと、誰が誰かわからなくなってしまうけど、
ここに出てくる人たちは、キャラがしっかりしててその心配はなく、
語り手によって場面が変わるのですが、読みやすかった！
各人がそれぞれ先生を思い出しているだけなのに、
だんだんと先生に対する疑惑が出てくることに気づくのは読者だけ。
読者をうまく振り回す感じが楽しいです。
なんとなく先は読めてしまって、ドキドキ感はそこまでないけど、
その上をいく二転三転する展開が気になってどんどん読めました。
そして、何度も騙されました。
ちょいちょい出てくる笑いがお通夜という場面で不謹慎ながらも
おもしろくて好きなやつでした。
元お笑い芸人さんが書いているからか、
飽きさせないジョークと展開が良かったです。
惹き込まれて一気に読めます。
暗い気持ちにならず、サクッと読めて最後まで楽しめる1冊でした。
最後に
藤崎翔さんの『神様の裏の顔』は
どんでん返しが繰り返され、ラストには衝撃の真実が待っている作品です。
ちょっとした笑いもあり、先が気になる展開が続くので、
飽きずに最後まで読めます。
普段あまり本を読まれない人、
楽しいミステリーを読みたい人にもおすすめです。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
