『逆転美人』藤崎翔～ネタバレ厳禁！驚愕のトリック～
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、藤崎翔さんの『逆転美人』です。
こんな人に読んで欲しい
伝説級トリックが気になる人
Amazon商品の説明より
「私は報道されている通り、美人に該当する人間です。
でもそれが私の人生に不幸を招き続けているのです」
飛び抜けた美人であるせいで不幸ばかりの人生を歩む
シングルマザーの香織（仮名）。
娘の学校の教師に襲われた事件が報道されたのを機に、
手記『逆転美人』を出版したのだが、
それは社会を震撼させる大事件の幕開けだった――。
果たして『逆転美人』の本当の意味とは!?
ミステリー史に残る伝説級超絶トリックに驚愕せよ!!
あらすじと読んだ感想
ある事件をもとに刊行された手記「逆転美人」
「美人は得だ」なんてとんでもないという内容で、
美人がゆえに今まで酷い目にあってきた。
誘拐されそうになったり、いじめにあったり、誤解されたり。
幸せな結婚生活も束の間、夫を火事で亡くし、
彼女を狙うストーカーによりさらなる悲劇が訪れる。
「逆転美人」のもう一つの意味とは。
SNSでも話題の1冊。とにかく驚きました！
前半はあらすじにもあるように、長い間辛い人生を送ってきた
香織(仮名)の不幸話が続きます。
冗長すぎる感じもあり、読んでてちょっとしんどくなるけど、
最後まで読むと納得しました。
何かがひっかかるような違和感は何度かあって、
でもその正体までは全くわからなかった。
紙の本にしかできない仕掛けって言うのに、なるほど！と思いました。
ぶっとんだ仕掛けはとてもおもしろかったです。
気づいたときは鳥肌立ちました。
どんでん返しは楽しかったけど、香織(仮名)のエピソードは
全然入ってこなかった。ルッキズム云々というより、
美人も大変かもしれないけど、人として好きじゃなかった。
可愛げがあったり、好かれるよう人なら話として成り立たない！
とか、あるかもな？とか考えたら仕方ないかも知れないけど、
好みが分かれる話だと思います。
小説でしか味わえない、紙の本でしか味わえないトリック。
ネタバレ前に読んで楽しんで欲しいです。
最後に
藤崎翔さんの『逆転美人』は、一言でいうと読書とトリックを楽しめる本です。
電子書籍や、聴く読書もいいけど、やっぱり紙の本はやめられない！
凄いトリック、鮮やかな仕掛けに、最後まで読んで驚いて欲しいです。
ミステリ好きにも、本を読みなれていない人にも読みやすくておすすめです。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
