『終電の神様』阿川大樹~たくさんの人生を乗せ今日も電車は走る~
こんにちは、MAMOKOです。
本日もわたしが今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、阿川大樹さんの『終電の神様』です。
こんな所で読んで欲しい
ぜひ電車で読んで欲しい作品
Amazon商品の説明より
父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、
背後から痴漢の手が忍び寄る美人―それぞれの場所へ向かう人々を
乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。
この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、
そして…あたたかな涙と希望が湧いてくる、感動のヒューマンミステリー。
あらすじと読んだ感想
2017年1位って書いてたし、ポップ買いした1冊。
ある駅を通過する電車が、いろんな理由で停まってしまって、
その電車に乗ってる人たちと停めてしまった人のお話。
終電は絡んでたり、絡んでなかったりします。
東京に住んでた頃の満員電車をちょっと思い出しました。
毎日知らない人と倦怠期のカップルよりも密着する日々でした。
よく止まるし、よく事故るし。この本に書いてあるように、
人身事故って響きに、慣れみたいなものはあった気がします。
よくないな。忘れがちな大事なことを思い出させてくれました。
満員電車はしんどかったけど、いつかまた東京に住めるなら、
あの線のあの辺に住みたい。短編集で1つずつが短めなので読みやすかったです。
最後のホームドアの話好きです。
最後に
阿川大樹さんの終電の神様は、一言でいうと電車にまつわる心温まる短編集です。
ぜひ電車で読んで欲しい1冊です。ヒューマンミステリーって書いてありましたが、
ミステリー要素はほとんどないです。ヒューマンドラマのほうが近いです。
さくっと読んでほっこりしたい人におすすめです。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。