阿川大樹

【小説】阿川大樹『終電の神様』~たくさんの人生を乗せ今日も電車は走る~あらすじと感想

2022年9月24日

『終電の神様』阿川大樹~たくさんの人生を乗せ今日も電車は走る~

こんにちは、MAMOKOです。

本日もわたしが今までに読んだ小説を紹介します。

今回ご紹介するのは、阿川大樹さんの『終電の神様』です。

MAMOKO
MAMOKO
一言でいうと、電車にまつわる心温まる短編集

こんな所で読んで欲しい

ぜひ電車で読んで欲しい作品

Amazon商品の説明より

父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、

背後から痴漢の手が忍び寄る美人―それぞれの場所へ向かう人々を

乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。

この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、

そして…あたたかな涙と希望が湧いてくる、感動のヒューマンミステリー。

あらすじと読んだ感想

2017年1位って書いてたし、ポップ買いした1冊。

ある駅を通過する電車が、いろんな理由で停まってしまって、

その電車に乗ってる人たちと停めてしまった人のお話。

終電は絡んでたり、絡んでなかったりします。

東京に住んでた頃の満員電車をちょっと思い出しました。

毎日知らない人と倦怠期のカップルよりも密着する日々でした。

よく止まるし、よく事故るし。この本に書いてあるように、

人身事故って響きに、慣れみたいなものはあった気がします。

よくないな。忘れがちな大事なことを思い出させてくれました。

満員電車はしんどかったけど、いつかまた東京に住めるなら、

あの線のあの辺に住みたい。短編集で1つずつが短めなので読みやすかったです。

最後のホームドアの話好きです。

最後に

阿川大樹さんの終電の神様は、一言でいうと電車にまつわる心温まる短編集です。

ぜひ電車で読んで欲しい1冊です。ヒューマンミステリーって書いてありましたが、

ミステリー要素はほとんどないです。ヒューマンドラマのほうが近いです。

さくっと読んでほっこりしたい人におすすめです。

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本日は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-阿川大樹