『歩道橋シネマ』恩田陸~恩田陸の世界を彷徨する奇跡の全18編~
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、恩田陸さんの『歩道橋シネマ』です。
こんな人に読んで欲しい
恩田陸さんのいろんな作品を読んでみたい人
Amazon商品の説明より
それは他愛のない噂だった。その日、その時間にその場所に行けば、
かつて大事にしていた記憶に出会えると――。郷愁と不思議に彩られた表題作。
学園のおぞましい秘密「球根」。
偶然出会った光景が物語を生成する「皇居前広場の回転」。
ある青年の死をめぐる驚愕の真実が明かされる「降っても晴れても」。
憧憬、恐怖、諧謔、戦慄、衝撃、恍惚……
あらゆる感情が押し寄せる小説の奇跡、全18話。
あらすじと読んだ感想
ちょっと不思議で、ちょっと怖くてゾクッとするようなお話が集まった短編集です。
恩田陸さんのいろんなジャンルが読めて、贅沢な1冊です。
中にはちょっとよくわからない話もあったんですが、あとがきを読むと納得できました。
恩田陸さんご本人が、1作品ずつ解説してくれてます。これも贅沢でした。
『麦の海に浮かぶ檻』はタイトルからの予想通り、麦の海に沈む果実のスピンオフ。
大満足でした。『球根』は私の好きな不気味な学園ものだったので、
もうちょっと長く読みたかったです。ただただ恐ろしさだけが残るのもありましたが、
それも含めて楽しめました。
あとがきまでじっくり読んで欲しいです。
最後に
恩田陸さんの『歩道橋シネマ』は、一言でいうと恩田陸さんがぎゅっと詰まった1冊です。
短編集から読んでみよう!とか、恩田陸さん初心者です!
ってかたには正直難しいかも知れないです。
ゾクッとするような話とか、
うまく表現できないんですが意味の分からない話もありますが、
そういう話も含めて恩田陸さん好きなので満足でした。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。