恩田陸

【小説】恩田陸『歩道橋シネマ』~恩田陸の世界を彷徨する奇跡の全18編~あらすじと感想

2022年10月11日

『歩道橋シネマ』恩田陸~恩田陸の世界を彷徨する奇跡の全18編~

こんにちは、MAMOKOです。

本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。

今回ご紹介するのは、恩田陸さんの『歩道橋シネマ』です。

MAMOKO
MAMOKO
一言でいうと、ぎゅっと詰まった1冊

こんな人に読んで欲しい

恩田陸さんのいろんな作品を読んでみたい人

Amazon商品の説明より

それは他愛のない噂だった。その日、その時間にその場所に行けば、

かつて大事にしていた記憶に出会えると――。郷愁と不思議に彩られた表題作。

学園のおぞましい秘密「球根」。

偶然出会った光景が物語を生成する「皇居前広場の回転」。

ある青年の死をめぐる驚愕の真実が明かされる「降っても晴れても」。

憧憬、恐怖、諧謔、戦慄、衝撃、恍惚……

あらゆる感情が押し寄せる小説の奇跡、全18話。

あらすじと読んだ感想

ちょっと不思議で、ちょっと怖くてゾクッとするようなお話が集まった短編集です。

恩田陸さんのいろんなジャンルが読めて、贅沢な1冊です。

中にはちょっとよくわからない話もあったんですが、あとがきを読むと納得できました。

恩田陸さんご本人が、1作品ずつ解説してくれてます。これも贅沢でした。

『麦の海に浮かぶ檻』はタイトルからの予想通り、麦の海に沈む果実のスピンオフ。

大満足でした。『球根』は私の好きな不気味な学園ものだったので、

もうちょっと長く読みたかったです。ただただ恐ろしさだけが残るのもありましたが、

それも含めて楽しめました。

あとがきまでじっくり読んで欲しいです。

最後に

恩田陸さんの『歩道橋シネマ』は、一言でいうと恩田陸さんがぎゅっと詰まった1冊です。

短編集から読んでみよう!とか、恩田陸さん初心者です!

ってかたには正直難しいかも知れないです。

ゾクッとするような話とか、

うまく表現できないんですが意味の分からない話もありますが、

そういう話も含めて恩田陸さん好きなので満足でした。

恩田陸さんの他の作品も紹介してます。

恩田陸さんの作品【小説】恩田陸『ネバーランド』~少年たちの奇蹟の7日間を描く青春ミステリ~あらすじと感想

続きを見る

恩田陸さんの作品【小説】恩田陸『蜜蜂と遠雷』~直木賞と本屋大賞をW受賞した作品~あらすじと感想

続きを見る

読書好きな人、これから読書を始めた人はぜひ参考にしてね。

参考Amazonの読み放題サービスのメリット・デメリット、Kindle Unlimitedとは?料金・解約について

続きを見る

参考Amazonのオーディオブック聴き放題サービス、Audibleとは?メリット・デメリット、料金・解約について

続きを見る

 

本日は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-恩田陸