『蜜蜂と遠雷』恩田陸~直木賞と本屋大賞をW受賞した作品~
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』です。
こんな時に読んで欲しい
音楽を読みたくなった時
Amazon商品の説明よりあらすじと
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。
自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。
かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、
弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。
完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。
天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。
その火蓋が切られた。
あらすじと読んだ感想
第156回直木三十五賞と、第14回本屋大賞をW受賞した作品。
受賞時にも買おうと思ったけど文庫になるの待って買いました。
それからさらに2年くらい放置してやっと読みました。
今もですが、長い作品を放置しがちです。長かったけど一気に読みました。
ピアノコンクールの話が続きますが、飽きることなく最後まで夢中でページをめくりました。
取材を重ねて、連載7年って長さにも驚きましたが、その熱量がとても詰まっていたと思います。
クラシックの知識がほぼないので、読みながら頭の中で音楽が流れないのがちょっと残念だったけど、
演奏の表現がとても綺麗で音楽を読めた気分で心地よかったです。
最後の解説は必読です。解説を読んでから本編読んでも面白いと思います。
長いけどまた読みたいです。映画もよかったですが、
上下巻のお話を2時間に詰め込むのは原作ファンはあのエピソードは?とか思っちゃいます。
役者さんのイメージはぴったりでよかったです。
最後に
恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』は一言でいうと、音楽を描き切った青春群像小説です。
音楽の知識がなくても、クラシックに興味がなくても、
読むことが好きならきっと素敵な時間が過ごせます。
上下巻とあって、どちらもボリュームありますが、
その分読んでよかったと思うはずです。
スピンオフの祝祭と予感の文庫本も出てるので早く読まないと。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。