『羊と鋼の森』宮下奈都~ 静かで優しい空気が気持ちいいです~
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、宮下奈都さんの『羊と鋼の森』です。

こんな時に読んで欲しい
文章で音楽や芸術に触れたい時
Amazon商品の説明より
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、
調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。
ひたすら音と向き合い、人と向き合う外村。
個性豊かな先輩たちや双子の姉妹に囲まれながら、
調律の森へと深く分け入っていく―。
一人の青年が成長する姿を温かく静謐な筆致で描いた感動作。
あらすじと読んだ感想
気持ちの良い読書でした。第13回本屋大賞受賞の作品。
調律の世界に魅せられた青年が、調律師として成長していく姿が描かれています。
ピアノは「羊(ひつじ)」の毛で作られたハンマーが、「鋼(はがね)」の弦をたたいて音が出る
そんなことも知らなかったので、羊たちの沈黙に引っ張られすぎて、最初ホラーだと思っていました。
私はピアノもそのほかの音楽にも触れずに過ごしてきたので、
こういった専門的な本を読むと、知ってたらもっとおもしろいだろうなぁって思います。
でも、知らないなりの想像も悪くない気がします。
外村くんの成長も、ふたごの成長も、読んでてすごく前向きなあたたかい気持ちになりました。
読んる間も読んだ後も、ずっと穏やかな気持ちで過ごせます。
文章もとてもきれいで心地よかったです。爽やかなみどりいろって感じでした。
最後に
宮下奈都さんの『羊と鋼の森』は、一言でいうと調律師の成長する姿が描かれた作品です。
調律に魅せられた青年が、新米調律師としていろんな人に出会い、
向き合い、調律師としても、人としても成長していく姿が爽やかに描かれています。
あたたかく、穏やかでとにかく気持ちのいい読書時間でした。
そんな時間を過ごして欲しい1冊です。
読書好きな人、これから読書を始めた人はぜひ参考にしてね。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。