『疾風ロンド』東野圭吾～ゲレンデが恋しくなります～
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『疾風ロンド』です。
こんな時に読んで欲しい
ゲレンデが恋しくなる冬に読んで欲しい作品
Amazon商品の説明より
強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。
場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。
上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、
息子と共に、とあるスキー場に向かった。
頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が、
次々と彼等を襲う。ラスト1頁まで気が抜けない娯楽快作。
あらすじと読んだ感想
白銀ジャックに続くゲレンデシリーズの第2弾。
（白銀ジャック・疾風ロンド・雪煙チェイス・恋のゴンドラ）
スキー、スノーボード経験者なら、きっとゲレンデが恋しくなります。
隠された生物兵器を探しながら、
ゲレンデを滑りまくる様子はスピード感があってとても気持ちいいです。
そして、ドジなお父さんがやらかす感じが何とも愛おしいです。
二転三転する展開で最後までハラハラドキドキが続きます。
息子くんの活躍も素晴らしく、父子の描写も思春期真っ盛りな感じが伝わってよかったです。
シリーズそれぞれに主人公がいるんですが、根津さんはいつも助けてくれます。
里沢温泉スキー場で何かあればすぐ助けてくれる根津さん大好きです。
個人的には根津さんと千晶のその後も気になるので、
2人を主人公にした話も読みたいな。
最後に
東野圭吾さんの『疾風ロンド』は、一言でいうとユーモア・サスペンスです。
笑いも涙もあって、スピード感のある展開は読んでて気持ちいいです。
冬に読めば経験者はきっとゲレンデが恋しくなって、滑りに行きたくなるはずです。
ゲレンデシリーズは全部で4冊出ているので、
どうせなら、第1弾の白銀ジャックを読んでから、読むのがおすすめです。
どちらかというと東野圭吾さんの重めの作品が好き！って人には物足りないかも知れないです。
疾風ロンドは、東野圭吾さんの電子書籍化されている7冊のうちの1冊です。
文庫本でも電子書籍でもどちらでもいいので、
手元に置いて冬になったら読んで欲しい作品です。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
