東野圭吾

【小説】東野圭吾『片想い』~ジェンダーがテーマの傑作ミステリー~あらすじと感想

2022年9月26日

『片想い』東野圭吾~ジェンダーがテーマの傑作ミステリー~

こんにちは、MAMOKOです。

本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。

今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『片想い』です。

MAMOKO
MAMOKO
一言でいうと、片想いだらけの恋愛小説

こんな時に読んで欲しい

複雑で切ない恋愛ミステリが読みたい時

Amazon商品の説明より

十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。

彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、

彼女をかくまうが…。

十年という歳月は、かつての仲間たちを、

そして自分を、変えてしまったのだろうか。

過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、

傑作長篇ミステリー。

あらすじと読んだ感想

男の姿で再会した学生時代の女友達・美月から、人を殺したという告白と、

「生まれた時から男だった」と打ち明けられる。

美月をかくまいながら、殺人事件の真相と裏に隠された謎を追っていくお話。

 

20年以上前の作品でジェンダーを題材に描かれた作品です。

2017年に中谷美紀さん主演でドラマも放送されていました。

 

再読したときに恋愛ものを読みたいと思って手にしたけど、

チョイスミスした1冊。

あくまでもチョイスミスで、この話は好きなのです。

もっとほわーっとしたのを読みたかった時に

読んでしまったのでチョイスミスでした。

ふわふわな恋愛小説が読みたい時にはおすすめできないです。

片想いだらけで切なすぎ。

ってひと言で終わらせられる単純な恋愛のお話ではないのですが。

性別とか夫婦とか仕事とか、こう書くとちょっと軽いけど、

そういうのがぎゅっと詰まってる気がします。

結末はとても切ないですが、

前向きな終わりかたはすごく好きです。

最後に

東野圭吾さんの『片想い』は、一言でいうと片想いだらけの恋愛小説です。

複雑で切ない片想いがいっぱいです。

ジェンダーについても、男女の境界線についても、

夫婦、友情それぞれの絆についても、

考えさせられる作品です。

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本日は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-東野圭吾