東野圭吾

【小説】東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』~ほっこりしたくて何度も読み返したくなる1冊~あらすじと感想

2022年9月24日

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾~ほっこりしたくて何度も読み返したくなる1冊~

こんにちは、MAMOKOです。

本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。

今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』です。

MAMOKO
MAMOKO
一言でいうと、泣けるファンタジー小説

こんな人に読んで欲しい

誰かにちょっと背中を押して欲しい人

Amazon商品の説明より

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。

そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。

廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から

悩み相談の手紙が落ちてきた。

時空を超えて過去から投函されたのか?

3人は戸惑いながらも当時の店主、浪矢雄治に代わって返事を書くが…。

次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。

悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

あらすじと読んだ感想

定期的に読みたくなる本。あり得ないことなんだけど、

なんかいいなぁって思います。

家族にも恋人にも友人にも相談できない悩みを手紙に書いて相談する。

今の時代、書く機会が減ってしまった手書きの手紙がポストに届くっていう、

書く、出す、届く、読むっていう流れの時間軸にもちょっと憧れるのかもしれない。

まさか時空まで飛び越えてるとは思ってないだろうし、

多少ずれた答えでも相談者の解釈でいいように流れていく感じがとても温かく私は好きでした。

「俺たちのようなクソみたいな人間にも感謝してくれる人がいる」

感謝されることに気づけた3人の言葉には胸が熱くなりました。よかったな。

相談に乗っていく中での気持ちの変化とか、それぞれの結果とか、

なんとなく背中押してくれそうな話で、好きな1冊。また読もう。

最後に

東野圭吾さんの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は一言でいうと泣けるファンタジー小説です。

誰かにちょっと背中を押して欲しい人に読んで欲しいです。

文章もやさしくて読みやすいので、中高生にもおすすめしたいです。

ナミヤ雑貨店の奇蹟は、東野圭吾さんの電子書籍化されている7冊のうちの1冊です。

文庫本でも電子書籍でもどちらでもいいので、

手元に置いて何度も読み直して欲しい作品です。

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本日は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-東野圭吾