有川浩

【小説】有川浩『阪急電車』~ほっこりも胸キュンもできる連作短編集~あらすじと感想

2022年10月13日

『阪急電車』有川浩~ほっこりも胸キュンもできる連作短編集~

こんにちは、MAMOKOです。

本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。

今回ご紹介するのは、有川浩さんの『阪急電車』です。

MAMOKO
MAMOKO
一言でいうと、阪急電車を舞台にした短編集

こんな時に読んで欲しい

ほっこりする話が読みたい時

Amazon商品の説明より

隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。

片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。

乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、

やがて希望の物語が紡がれる。

恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車は

どこまでもは続かない線路を走っていく。

ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

あらすじと読んだ感想

阪急今津線を舞台にした16作品の連作短編集です。

各作品のタイトルは今津線の停車駅になっています。

 

電車内で起こる日常の些細なトラブル、

ごくありふれた会話、恋の始まりと終わり。

そういった小さなドラマが、乗客の視線で書かれています。

乗り合わせただけの人たちが少しずつかかわり、

出会いをきっかけに成長していく姿は読んでてとてもほっこりしました。

 

お茶を飲み終わったら、きっとこの年になると作ることが難しい友達が一人増えているだろう。

みんな幸せになってて欲しいけど、恋が終わってしまった翔子さんとミサちゃんは、

特に応援したい気持ちでいっぱいでした。

 

テンポもよくてさらっと読めるので、普段あまり本を読まない人にもおすすめです。

短いながらも起きたことはちゃんと解決していくので、置いてけぼり感もなく読後感も爽やかです。

最後に

有川浩さんの『阪急電車』は、一言でいうと阪急今津線を舞台にした短編集です。

電車内や各駅で起こる日常のドラマが乗客の視線で描かれています。

とても読みやすくて、ほっこりできるので、普段本を読まない人、

たまには読書したいなぁって人にもおすすめです。

阪急電車に馴染みのある人にはもちろん、

阪急沿線で新しく生活を始める人にも読んで欲しいです。

有川浩さんの他の作品も紹介してます。

有川浩さんの作品【小説】有川浩『キャロリング』~12月になったらまた読みたい1冊~あらすじと感想

続きを見る

読書好きな人、これから読書を始めた人はぜひ参考にしてね。

参考Amazonの読み放題サービスのメリット・デメリット、Kindle Unlimitedとは?料金・解約について

続きを見る

参考Amazonのオーディオブック聴き放題サービス、Audibleとは?メリット・デメリット、料金・解約について

続きを見る

 

本日は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-有川浩