有川浩

【小説】有川浩『キャロリング』~12月になったらまた読みたい1冊~あらすじと感想

2022年9月24日

『キャロリング』有川浩~12月になったらまた読みたい1冊~

こんにちは、MAMOKOです。

本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。

今回ご紹介するのは、有川浩さんの『キャロリング』です。

MAMOKO
MAMOKO
一言でいうと、クリスマスの奇跡

こんな時に読んで欲しい

クリスマスに読んで欲しい作品

Amazon商品の説明より

クリスマスに倒産が決まった子供服メーカーの社員、大和俊介。

同僚で元恋人の柊子に秘かな思いを残していた。

そんな二人を頼ってきたのは、会社に併設された学童に通う小学生の航平。

両親の離婚を止めたいという航平の願いを叶えるため、

彼らは別居中の航平の父親を訪ねることに――。

逆境でもたらされる、ささやかな奇跡の連鎖を描く感動の物語。

あらすじと読んだ感想

なんとなく12月に読んでほしい1冊です。~クリスマスの奇跡~は、

ドラマ化されたときのサブタイトルになってたものです。

何も知らずに手にしたら、クリスマスにまつわる恋愛小説な雰囲気を醸し出すタイトルと表紙。

でも実際は恋人、親子、夫婦それぞれの絆と児童問題をテーマにした作品です。

重めなテーマがあるお話ですが、全体の優しい空気間がなんかよかったです。

虐待のシーンはちょっと辛かったですが…「不幸の比べっこしても仕方ないでしょ」って

言葉は胸に響きました。比べることの無意味さを教えてくれた気がします。

冒頭から緊迫感があってどきどきしたけど、登場人物が全員いい人で、

読後はとてもほっこりしました。みんなのその後を覗きたくなるお話でした。

それぞれの家族で素敵なクリスマスを過ごしていて欲しいです。

最後に

有川浩さんの『キャロリング』は、一言でいうとクリスマスに起きた奇跡のお話。

ぜひクリスマスの時期に読んで欲しいです。未来はきっと明るいと思わせてくれるラストで、

読み終わった後はほっこり温かい気持ちにしてくれます。

 

余談ですが、イメージはできるけどキャロリングのちゃんとした意味がわからなくて、

調べてみました。クリスマス・イブなどにクリスマス・キャロル(祝歌)を

合唱しながら歩くことみたいです。

みんなにクリスマス、キャロル届いてるといいな。

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本日は、以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-有川浩