『ナラタージュ』島本理生~壊れるぐらいあなたが好きでした~
こんにちは、MAMOKOです。
本日も私が今までに読んだ小説を紹介します。
今回ご紹介するのは、島本理生さんの『ナラタージュ』です。
こんな人に読んで欲しい
忘れられない人がいる人に読んで欲しい1冊
Amazon商品の説明より
お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、
あなたにはそうする義務がある―大学二年の春、母校の演劇部顧問で、
思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。
泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。
後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。
そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉は―。
早熟の天才少女小説家、若き日の絶唱ともいえる恋愛文学。
あらすじと読んだ感想
2017年、映画観る前にどうしても読みたくて読んだ本です。
キャスト発表後に読んだので、有村架純ちゃんと松本潤くんのイメージで読みました。
映画化されてなくても泉は有村架純ちゃんでぴったりだなって思いました。
高校時代とか全部細かく書かれていないから、
想像力が掻き立てられて物語にどんどん引き込まれていく気がします。
終始中途半端な葉山先生。わたしは葉山先生みたいなずるい人は嫌いじゃないです。
小野くんの強引さはそんなに好きじゃないです。
読むタイミングで葉山先生か泉には共感するかも知れないけれど、
小野君には絶対しない気がします。
この人からは何も欲しくない。ただ与えるだけ、それでおそろしいくらいに満足なのだ。
そんな思いを抱えながら、離れることを自分で決められた泉は強いなって思いました。
その思いは消えなくても。
恋愛小説を読むのは久しぶりなので、はまってしまいました。たまに出会える、
読み終わるのがもったいなく感じる1冊でした。
最後のエピソードは、わたしはなくてもいいなぁって思ってしまったけど。。。
だって、続きが余計に気になるし。気持ちの。
島本理生さんをはじめて読んだ本でしたが、言葉というか表現というか、
とても綺麗で好きだなぁと思いました。
最後に
島本理生さんの『ナラタージュ』は一言でいうと切ない恋愛小説です。
イライラしながらも中途半端な男性にちょっと惹かれてしまう人、
忘れられない恋愛した人に読んで欲しいです。
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本日は、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。